前回のフリートークを執筆した後、メルマガを発行してから隣国のマレーシアへ向かいました。

5つほどの戸建物件を回ってきましたが、物件に対するトイレの数に驚きました。
一部屋一トイレってぐらいトイレが多くて文化の違いを感じましたね。

日本の物件はかなり部屋が明るいんだなというのもちょっとした発見で、マレーシアの戸建物件は屋根も高いし間取りも広いのに結構室内が暗く思えます。

想定通り、コンドミニアムだと犬がダメで、部屋飼いのできる小型犬なら大丈夫にしろ中型犬と共に住むなら戸建しか選択肢がなく、戸建を中堅から高級物件まで見せてもらいました。

9月に移住予定なので、現状はまだ物件を決定することができず、雰囲気とカルチャー等を把握できればと考えて視察することが個人的な目的でしたが、それは十分叶いました。

高級物件でも日本やシンガポールに比べると非常に安価で間取りも数倍あるので、物件自体はうまくカスタマイズすれば暮らしやすさはつくれるとは思いましたが、日本の文化で育ってきた僕がシンガポールに滞在してマレーシアを周るとどう角度を変えても総合的には非常に暮らしづらそうな印象です。

ただ、だからこそいいのかなと思います。

なぜなら僕が人生に求めているのは冒険そのものだからです。

それは、新しい価値観を構築する冒険であり、新しい視点を発見する冒険であり、新しい生き方を見出す冒険です。


先進国と新興国


日本は改めて本当に先進的な国だと思いました。

同時に、飽和状態にあって本当に欲するものが見出しにくい国でもあります。

全てがあるから、ハイクラスを求める事でしか欲求幅は作りづらく、イノベーションの種を見つけづらいのかもしれません。

その逆を考えると、諦める事で現状を正当化するという前進する機会を投げ捨てるような価値観を容認せざるを得ない。

そんな環境であるとも言えます。

そういった意味では新興国には足りないものがほとんどで、だからこそ必然性が転がっていてそれらを拾い集めてイノベーションへ繋げる機会が非常に多いのかなと。


メディニ地区の都市開発とマレーシアのクリエイティブ産業


暮らしとしては慣れるまですごくストレスを感じそうな環境ですが、クルテルワン事業の世界展開クリエイティブの世界的評価を目指す僕としては、この両輪において非常に活動しやすい土台がある事も確かです。

事業の世界展開においては戦略開示できないのでここでは割愛しますが、クリエイティブにおいては、僕がオフィス物件を購入したメディニ地区の都市開発計画であるイスカンダル計画ではおよそ13兆円の投資計画があり、金融、ヘルスケア、物流、ハイテクといった産業基盤を2025年までにつくりあげる計画があり、こういった自国の未来を担う産業の一つとしてマレーシア政府がクリエイティブ産業にもスポットを当てているんです。

その取り組みの一環として007やハリーポッターシリーズ、アベンジャーズやスターウォーズの製作にも携わったパインウッド社を招致してパインウッド・イスカンダル・マレーシア・スタジオが設立されました。

で、ここに日本のポストプロダクションの大手が加わったわけです。

日本のクリエイティブはアイディア段階では世界で戦えるレベルと世界的にも認められていますが、言語の問題からなのか、自国の外に目を向ける活動が少なくどうしても低予算の中での製作を余儀なくされ成果物のクオリティが低い、という状況が続いていました。


まずは、たった1人でドキュメンタリー映画を作る


で、まあこのあたりを詳しく説明しても仕方ないので僕の戦略をお話ししますと、まずたった1人でドキュメンタリー映画を作り、その作品をポートフォリオとしてそういった大きなストリームの中に飛び込んできた野心家の中でも社内プロジェクトだけでは飽き足らないという若手から僕の作品に共感する人物を見つけます。

クオリティは1人だからという部分で観る目を担保して「自分が関わればもっと良くなる」という感覚をもってもらえるよう、大義ある作品を作り仲間を作ります。

僕は監督と劇中音楽の製作志望なので、まずは撮影クルーとポストプロダクションクルー音響クルーを仲間にしていきます。あとはアシスタント。

この最小構成でインディペンデント作品を作ります。

もちろんドキュメンタリーです。

そして培ってきたマーケティング力で自社配給をして、メインストリームのエグゼクティブクラスの目に止まるようマーケティングします。

同時に勝てる映画祭のインディペンデント部門で評価され、実績を作ってメインストリームにあるビッグカンパニーのスポンサードを受けます。

自作から道を開くので自分たちのスタイルを変える事なく作風を維持できるだけでなく、大きな予算を手にしてより壮大で大義ある映画をクルーを増やして製作します。

このスキームは、フリーランスデザイナー時代に僕がとって戦法でもあり、アニメーターとタッグを組んだ時もこれを実践して数多くの賞を総なめにしました。


たった独りの創造活動


自由の源泉はまずは自作の評価から始まります。

それなりに時間は必要ですが勝ち方はわかっているし、僕がこだわりぬいた時に評価を得られなかった事はただの一度もないので妥協を許さなければ確実に勝てます。

まずはその第一歩を作るために、たった独りの創造活動からスタートです。

リアルワンピースの始まりです。仲間探しの為の船を作り、出航する。

ドキュメンタリーのテーマは、僕が心から追求したいテーマを既に絞っています。

きっとハリウッドという西洋のメインストリームにマレーシアのイスカンダルが対向できるようになると信じています。

そして僕はその計画中のオフィス物件を購入しているということです。

自然に導かれているような気もしますし、僕のセレンディピティが働いたとも思います。

 

さあ、新しい旅が始まります。

ワクワクするぜ。

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