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3ヶ月で100万再生を突破するYouTubeチャンネルの作り方

2017年8月より開始した僕のYouTubeチャンネルで展開するバラエティ番組RYOTA.PRODUCEが全くの無名からの参入で3ヶ月目にして100万再生を突破した。超低空飛行からチューニングを重ねて徐々に再生数・チャンネル登録数共に水準を上げてきた際に意識したポイントをまとめていこうと思う。これから発信をお考えの方の参考になれば幸いだ。

まずはじめに

僕の番組では笑えるネタを基本として構成しているが、最も競争率の高い分野でもある。YouTubeのメインストリームは笑えるエンタメ系コンテンツであって、質の高いものから質の低いものまでとにかく玉石混合でカオス状態。かなり過激なものもあるし、顔芸でつまらないネタを面白くしようとしているものまで様々。なんにせよ、競争率が高いので安易に参入して手応えを感じられるような分野ではない事を伝えておきたい。そして、この記事では笑える系チャンネルの伸ばし方を伝えたいわけでもない。あくまで伸びるチャンネルの作り方に関する考え方を伝えていく。

世界観超大事

番組を始める上で世界観の決定とその一貫性ってめちゃくちゃ大事。結局1発動画がヒットしたとしてもチャンネル内動画を回遊してくれなければ常連視聴者化しないし、一貫性のある全体感とか動画全体の空気感なんかを作り上げないとどんなチャンネルなのかを直感的に理解してくれないから。直感的に理解できるようにしていないとファンでもない一見さんは深ぼってくれたりなんか絶対しないからね。逆に世界観を決定づけておくと、ライバルチャンネルや戦う土俵がどのあたりになるのかを明確にできるので、その後のキーワードの当て方やコンテンツの当て方(つまり企画内容)が見えやすくなる。

番組コンセプトと立ち位置重要

RYOTA.PRODUCEでは”ゲスくて笑えるコンテンツ”を裏コンセプト(制作側ね)に企画出しから徹底している。これは、編集力への自信が製作陣にあるのでネタが被ってもうちのチャンネルの方が笑えると考えているから。実際にそうだと思う。同じ企画レベルで編集力で確実に勝てるのなら、企画レベルを1ランク以上あげておけば企画でも勝てて、編集力でも勝てるので、確実に上昇気流に乗る準備ができると考えた。

 

後はその企画を演者としてどの立場から作り上げるのかが大切。僕らの場合、ゲスい事をしなければいけないけど僕自身が既婚者で家族めっちゃ大事派だしアーティストもミュージシャンもしてるので、過激な事をするにしても限度がある。でも限度なんて設けてたらいつか頭打ちになるしコンテンツは少々退屈になる。それを避ける為にプロデューサーというアイコンになって自分の立ち位置を作って、ゲストにゲスい企画の中心に立ってもらう。ゲストが番組コンセプトに理解を示してくれている前提で有名になっていく事がバリューであればwin-winの関係にもなれる。するとより企画ネタにグッと力が入る。

 

ゲストに出てくれてる、インスタグラマーのチアコマちゃん(画像上)とisariちゃん(画像下)

 

インスタグラマーのチアコマちゃん
本物おっぱいTシャツを着るインフルエンサーのisariちゃん

マーケットリサーチはクソ重要

番組コンセプトが決まったら、同種の中堅チャンネルをリサーチする。検索したり、関連動画や関連チャンネルから方向性の同じもしくは似通ったチャンネルをベンチマークする。調査すべきは全体感として「どんな企画」が当たりやすいのかどうか。再生数やグッドマークを指標にする。そこから対象の企画動画の当たった「原因」をリサーチする。タイトルが原因か、サムネが原因か、コンテンツの中身が原因か、しっかり隈なく仮説が立つまで視聴しこむ。見えてきた原因を”キーワード化”して全体感を把握しておこう

「新規」と「既存」向け企画ネタは違う

同種の中堅チャンネルもベンチマークして当たる原因も把握できたら、いよいよコンテンツを作っていくわけだけど、企画ネタを考える時は、自分が「心から面白そうと思えるもの」と「既に中堅チャンネルの当たってる企画ネタの上位版」を半分のネタ配分で組むといいと思う。RYOTA.PRODUCEはそうしている。というのも「新規」を獲得するネタと「既存」ファンと深く繋がっていくネタは方向性が違うからだ。ミュージシャンで言うところの「シングル曲」と「アルバム曲」に位置付けとしては近い。で、僕らみたいな新人はまず大部分が「新規」向けにしていく必要がある。しかし、キャッチーではないけど心から楽しんで作ったものも、それはそれでコンテンツクオリティが実際に上がる。以外にそういったコンテンツは後々伸びてきたりする。なので心理的にも半々でやると心からチャンネル運営を楽しめる。

 

新規向けコンテンツの例
『おっぱいをひたすら揉まれまくると大きくなるのか【検証】』

 

 

既存のファン向けコンテンツの例
『女性必見!金玉キックで気分爽快』

 

過激さでちょっぴり上回るの超大事

「既存」向けコンテンツのコアは”楽しんで作る事”なので特に言及は必要ないけど、「新規」についてはテクニックを知っていると当たる可能性がグッと上がる。前述した通り「既に中堅チャンネルの当たってる企画ネタの上位版」を狙うと非常にいい。例えば中堅ユーチューバーで「僕とエッチしてくれませんか?とナンパしてみた」系の動画が軒並みいい感じの再生数だったのに、同種のナンパを女の子がやってるものをリサーチしても見つけられなかったので僕らは実際にそれを3人の女の子でそれぞれ同じネタをやってアップしてみた。すると1人目のコンテンツからいきなり10万再生を超えた。以降も別の子でやってどれも数万回は最低でもすぐさま再生された。男がナンパするネタが女子に変わって少し過激になっただけで、確実に数万回の再生数が取得できたしチャンネル登録者への還元率も悪くなかった。

 

『私とHしませんか?と女子からナンパしてみた結果に驚愕!?』

後から当たる動画もあるから”釣り”より”内容”の品質を上げておこう

ロケ日が雨でやむなくリムジンをレンタルしてドライブスルーへ挑戦するというネタへ急遽変更して撮影したことがある。現段階で17万再生を記録している1ミリもゲスくない王道ぽいネタである。もちろんコンテンツ自体は物凄く面白く出来てるのだけど、タイトルに引きがなかったようで800再生ぐらいしか伸びずに完全に滑ったと思っていたものだ。だけど1ヶ月半後に急に爆発した。ぐんぐん再生数が伸びてコメントもついて、チャンネル登録還元率も最も高くなった。原因を調べていたら、YouTubeのリコメンドコンテンツに一時選出されたとのこと。これでタイトルの釣り目的で作ったコンテンツだったとしたら、シェアもされず離脱も激しいままYouTubeのリコメンド虚しく滑っていたと思う。そもそもリコメンドされたかも怪しい。釣りタイトルで再生数を伸ばすことも大事だけれど、本質はコンテンツのクオリティになる。手抜きせずにいいものをクリエイトしよう。

 

リムジンの中で2回ドライブスルーに挑戦【検証】

『リムジンの中で2回ドライブスルーに挑戦』のアナリティクス

↑グラフの青い部分が関連動画で、赤い部分がリコメンドで再生されたことを示している。関連動画で表示されるようになれば一気に再生数が伸びることがわかる。

タイトルとサムネで動画をブラックボックス化する

コンテンツができたらいよいよYouTubeに動画を投稿することになるのだが、この時に重要なポイントが2つある。1つがタイトルとサムネである。毎日世界中で何百万と投稿される動画の中から自分たちの動画を見てもらわなければならない。そのためにも惹きのあるタイトルとサムネイルを作ることが重要だ。その時に大切なのは動画を説明しすぎないこと。非常に多く再生されている動画を見てもらうとわかるのだけれど、まずサムネイルで引きつけて、タイトルでどんな動画なんだろうと思わせてクリックさせるように仕向けている。いわゆる”釣り”に近いものがあるが、コンテンツがその内容にしっかりとあっていれば優良なコンテンツとして再生数を稼いでくれる。タイトルとサムネで惹きつけて成功した動画を紹介する。

タグ付けは超重要ミッション

もう1つ重要なポイントは、タグ付けだ。このタグ付けはいかにコンテンツが検索や関連動画でヒットするかに直結している。うまくタグ付けが成功したら、YouTubeがお勧めする関連動画に出現しやすくなる。せっかく面白いコンテンツを作って惹きのあるタイトルにしても、ここを失敗したらそのコンテンツはずっと埋もれたままだ。僕らYouTubeチームは、どんなネタでも超面白く編集をしてくれるディレクター、その動画を見つけてもらうために最適なタイトルとサムネを考えてくれる作家さん、そしてタグ付けをするスタッフという最高のチームでできている。僕のチャンネルがここまで成長できたのもみんながいてくれたからだ。タグ付けにおいて注意するポイントは、関連性がありかつ検索でヒットしそうなワードを並べることだ。ちなみに数は関連性があれば何個でも良い。

『おっぱいをひたすら揉まれ続けると大きくなるのか』のタグ付けの例

↑動画の内容に合わせて、「巨乳」や「女子」など関連性のあるタグを付けている。

アナリティクスを見て次のコンテンツ作りにつなげよう

YouTubeのクリエイターツールには、とても優秀なアナリティクスが標準で付いている。僕らがそのアナリティクスでよく気にしているのは、どの動画でチャンネル登録者数が増えているのかだ。

RYOTA.PRODUCEのチャンネルアナリティクス

こちらが僕らのチャンネルで登録者数が多い動画トップ10だ。このデータを参考にすれば、今後どんなコンテンツを作っていけばウケが良いのかがわかってくる。そしてネタの企画会議に反映させている。そうすればネタの無駄撃ちも少なくなるし、ネタ作りにかけるストレスが減っていく。当て方がわかってくればヒット作を作ることは難しいことじゃなくなるのだ。

とにかく認知されるまではあらゆる媒体を駆使して宣伝すべし

RYOTA.PRODUCEのチャンネル登録者数アナリティクス

このデータは10月のチャンネル登録者の推移を示したデータだ。10/8を境に登録者が増えているのがわかる。その後はヒット作に恵まれあれよあれよと増えていった。ではその日に何をしたのか。実はRYOTA.PRODUCEのPR専用ツイッターアカウントを作ったのだ。すでに60個以上のコンテンツを抱えていたので毎日1時間に1回動画をPRしたツイートがされるように仕組んだ。フォロワーもYouTubeをよく見る属性に絞りアプローチをかけている。それが功を奏した形だ。面白いコンテンツを作ったらそれがよりたくさんの人に届くような仕組みを作っていこう。何もしなくて、口コミだけで届くようになるのはチャンネル登録者数が10万を超えだしてからだ。とにかくそれまでは自力で上がっていく必要がある。

まとめ

以上これらのポイントをルーティーンとして落とし込んでいけば、チャンネルはちゃんと成長する。僕らも試行錯誤を繰り返しながら、今はルーティーンのレベルに昇華している。もちろん、チャンネル登録者が伸びるにつれて、それぞれのステージでの戦略は変わってくる。僕らはすでに10万登録者のステージでの戦い方を見据えて作戦を練っている。その戦略もこの記事で紹介していくつもりだ。

 

YouTubeでこれから発信を考えている方に、この記事が参考になれば幸いだ。

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▼この書籍について

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連載期間
2017/11/9〜
ジャンル
ハウツー