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まだ貧乏で消耗してるの?
-Chapter18-

もうわかるだろう もう一度、資本家、資本主義の考え方を理解しよう

 会社というのは資本家、出資したオーナーのために存在している。

 

 消費者のため、消費者の方を向いて、と言い続けているのは、そうしないと消費者に商品やサービスが売れないためだ。会社は利益を上げ、資本家に還元するのが使命。雇われた経営者が考えることは、それのみと言っていい。それが達成されたご褒美として高いギャラを手にすることができる。

 

 「安さ」が消費者のため!というのであれば、企業は「安さ」を実現するため、あらゆるグロテスクな方法も行う。

 「安さ」をもっとも簡単に実現するのは、「安い」労働力を使うことだ。もともと昔の貴族のやり方は、一円も払わないで奴隷に働かせて、金を掘らせ、建物を建てさせ、豊かな生活を送っていた。資本主義はその問題をいくらかは解決したが、基本的な考え方は変わっていない。

 

 資本家にとっては、奴隷のように「安い」労働力で、「安い」商品を生み出すことが理想だ。安い労働力である貴方が金を持ってしまえば、労働力として使えなくなってしまう。それは避けなければならない。貴方には貧乏なままでいてほしい。だから今を幸せに感じるような教育をする。もちろん国も資本家を守るために、その教育に加担する。

 

 金を持つことは、この資本家の罠から抜け出すことなのだ。

▼この書籍について

まだ貧乏で消耗してるの?

連載期間
2018/03/11
ジャンル
啓発