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まだ貧乏で消耗してるの?
-Chapter28-

崇高な理念が自己正当化に 堕ちるとき

 企業を見るときに大切なのは、その会社の理念と、その理念が世の中に対して良い価値を提供できているのかということだ。

理念が時代遅れになり、いつの間にか自己正当化に使われていないか注意が必要だ。

 


 同じアイデアでも、それが理念となっている場合と、自己正当化に使われている場合とでは、全く異なる。


理念であるアイデアは自分(企業)よりも上にあるものだ。創業者はそのアイデアを実現するために会社を興す。


 一方、自己正当化に使われるアイデアは自分(企業)より下にあるものだ。自分のやっていることを正当化するために使われていて、企業を存続させるための言い訳に過ぎない。


崇高な理念から起こった会社の多くが、いつしかダークサイドに堕ちていく。原発だって最初は、「未来のクリーンなエネルギーを作りたい」「人々の幸せな暮らしのために新しいエネルギーを開発したい」という純粋な思いからスタートしたと思う。

 

 しかし、解決できないたくさんの問題が明確になり、いっぽうでそれに代わるクリーンエネルギーの可能性が見えてきた今となっても、大きくなり過ぎた利権を維持するために当初のアイデアを言い訳にし続けている。以前に話したモンサントも同じようなものかもしれない。


 その理念は本物なのか、ただの言い訳なのか。見抜く力を持たなければならない。

▼この書籍について

まだ貧乏で消耗してるの?

連載期間
2018/03/11
ジャンル
啓発