Journal

まだ貧乏で消耗してるの?
-Chapter7-

「安い」を実現するため 企業がしているグロテスクな事

モンサントというアメリカの巨大企業がある。世界の「遺伝子組み換え」作物の種の90%のシェアを持つ多国籍バイオ化学メーカーだ。大株主にはブッシュ一族、ロックフェラー一族などの名前も並んでいる。

 

 モンサントはもともとベトナム戦争中、アメリカ合衆国軍が使用する枯葉剤を製造していた会社で、そのノウハウは現在、僕たちが日常的に口にしている「安い」食品を育てるために発揮されている。

 

 

 先にも言ったが、貴方が求めるような「安い」食品を作るためには、製造工程における効率化が欠かせない。人の手をかけず、なるべく多くの成果が得るようにすること。それを大量に売ることで利益を上げている。

 

 作物の場合、「安く」するために効率を上げる、という事はどのようなことかわかるだろうか。

 

 まず作物の成長を阻害する雑草が邪魔になる。しかし人手はかけられない。ならば雑草が生えないように、除草剤を地面に散布する。

 作物に集まる虫も邪魔だ。ならば作物自体にも虫が寄り付かないように薬をまく。

 地中の虫も作物の敵だ。ならば虫が生きていけないように、土そのものにも薬を混ぜる。

 

 こんな虫も雑草も生きられない環境で、普通の作物は育たない。それなら、強烈な毒農薬の中でも育つ、遺伝子組み換えの作物を作る。

 

 こうして効率を追求した「安い」作物が貴方のもとに届けられることになる。

 有機栽培のキャベツが500円するのに、なぜか100円で売られている「安い」キャベツのこれが正体だ。

 

 こんなグロテスクな食品を貴方は平気で毎日口にしている。貧乏で「安さ」だけを求め、その理由も、その食品がどこから来たのかも知ろうとしない貴方だからできることだ。

▼この書籍について

まだ貧乏で消耗してるの?

連載期間
2018/03/11
ジャンル
啓発