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能ある社畜 独立前夜の企て
-Chapter12-

世の中の構造を理解する(6)引き上げられる人、残される人

 上は出来すぎる部下に、ときに警戒感を抱くことがある。

 上の立つものと、その部下は、1対1の関係にはない。下は上に貢献していくために、チームで動く場合が多い。すると、チームで動いていた多くの人間の中で1人だけが引き上げられることもある。
 それは、自分の行動がすべて上に立つ者に貢献するため、という事を理解させるコミュニケーション力の違いもあるかもしれない。
 もしそうなったら、今度は引き上げられたその人物に貢献すればいい。


 敵、ライバルだと思わずタッグを組めばいい。
 俺はあの先輩とうまくコミュニケーション取れないからお前に任せる。俺が実務をやるからお前が先輩を上にあげる役割をやってくれと、引き上げられた人物のために貢献すればいい。 

 そうすれば貴方は、彼にとって唯一無二の存在になり、彼が上に引き上げられるとき、貴方も自然に上に上がる。
 構造さえわかっていれば、それができる。
 


 上に貢献するために頭を絞り、先回りをし、行動できる人間は、周りからできる人間ととらえられる。上の者にさらに高いステージの仕事をしてもらうために、今の仕事を代わりにやっていくこともある。しかし、ここでコミュニケーションがとられておらず、上が貴方の行動を自分への貢献のため、と感じていなかったら。できすぎる部下に、時に上は警戒する。自分の立場を脅かす存在なのではと疑う。
 すると貴方が上への貢献のためにしている行動すべてが疑いの的となる。
 まず行動を起こす前に、全部貴方のためにやっていることだという事を、しっかりと理解してもらうことは不可欠だ。


 では、貴方はどういう力を使って上に立つ者に貢献していけばいいのだろう。
 貴方はどんな武器を持っているのか。
 必ずそれが見つかる、僕も行ってきた方法を教えよう。

▼この書籍について

能ある社畜 独立前夜の企て

連載期間
2018/02/11
ジャンル
啓発