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能ある社畜 独立前夜の企て
-Chapter16-

自分にない能力を持っている人はどこに居る(1)

『ポジションが決まれば、
自分の持っていないものがわかる。』


 例えば自分をマインドマップで見てみると、自分が好きな事が分かる。
 例えば僕の場合は自分が火付け役であることを完全に自覚していた。火付け役でプロデューサー業がやりたい。そう、はっきりと思っていた。目先の実務に没頭することには面白みを感じない。実務作業より、頭の中にあるものをどんどんプロデュースして形にしていきたいと感じていた。それが自分のポジションであると確信していた。
 しかしプロジェクトや企業経営において、実務者は不可欠だ。1人でやっていた時には、自分がやらなければ、やってくれる人が居なかっただけで、企業が育っていく段階で、実務はどんどん人に任せ、本当に自分の力が最大限に活かせるプロデューサー業に集中した。


 デザイナー時代も同じだった。僕の行ったデザインは、当時、世の中に無いものだったから、自分で作らなければいけなかった。しかし本当に自分の中にあったのは、プロデュース目線で世界観そのものを作り上げることだった。デザインの実務は、その中の一部に過ぎなかった。
 だから、デザイン実務は誰か他の者に任せたかった。しかし、僕の世界観を形にできるようなデザイナーは居なかった。そこで僕がやったのは、デザイン実務を任せられる人材を育成することだった。スクールをやり、どんどん自分の門下生を増やしていった。


 貴方は1人では仕事はできない。自分の持っていない能力を持っている人材。自分が最も力を発揮できる能力を使うことに集中させてくれる人材はいかに獲得するのか。育てるのか、作るのか、出会うのか。
 貴方が動き出すとき、自分に必要な人材を見極め、獲得する方法について伝えよう。

▼この書籍について

能ある社畜 独立前夜の企て

連載期間
2018/02/11
ジャンル
啓発