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能ある社畜 独立前夜の企て
-Chapter23-

描いた目標を忘れないためのルーティン(2)

ビジョンを声に出すことで、些細なことから頭と身体を開放する

 自分の立ち位置=視座を失わないようにするために最も効果的な方法。それは毎朝、あなたのビジョンを声に出して読むことだ。


 朝礼で社訓を読ませる会社がある。あれはほとんどの場合、社員はやらされ感満載でダラダラと読んでいるが、本当はとても大切なことが隠されている。本気で読めば、創業者と同じ気持ちになれるのだ。


 あなたは創業者そのもの(たとえまだ一人だとしても)なのだから、そんな必要はないと思っているかもしれない。しかし昨日も話したように、多くの人が最初の気持ちを忘れてしまい、いつの間にか立ち位置がズレてしまう。その結果、小さな成功に有頂天になって本来の目的を見失ったり、ちょっとした失敗でやる気を失ったりするのだ。


 言葉の力は強い。だから、ビジョンも心で思ったり黙読したりするのではなく、必ず声に出して読むようにしなくてはならない。声に出して読むと、それを聞いた自分の右脳が反応し、アタマにそのイメージが浮かぶ。そのイメージをいつも意識できていることで、目の前の仕事に流されることなく、穏やかな気持ちで夢に向かっていくことができるのだ。


 卑近な例だが、ダイエットに苦労する人がいる。そんな人は、目の前のお菓子を食べるか我慢するかが一大事となっている。それは、たいした目的もなく、ただ漫然と「痩せたい」と思っているからだ。たとえば、一流のモデルになりたい、ミュージカルの舞台に立ちたいというような大きな目標があれば、そのために行うダイエットなんて全然たいしたことには思えない。なんのためにダイエットをやっているのか、その目的が明確であれば、食べ物を我慢することなんて淡々とできる。


 僕自身が、理念とビジョンを支えに、これまでどんな風にやってきたかを教えよう。

▼この書籍について

能ある社畜 独立前夜の企て

連載期間
2018/02/11
ジャンル
啓発