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能ある社畜 独立前夜の企て
-Chapter4-

自分のタイプの発見(4) 火つけ役とは夢を映像化する ビジョナリーのこと

 火つけ役についても、伝えておかないといけないだろう。


 火つけ役とはビジョナリーのこと。ビジョナリーとは、先進的で独創的な、人々が夢と感じられるようなビジョンを示し、現実化していく人物のことだ。
 つまり火つけ役の一番大切な仕事は夢を語ること。そのためにはビジョンをできるだけ細部にまで映像化することが求められる。表現の仕方は様々にある。頭の中で映像化された夢、将来の姿を言葉、映像あるいは文字で表現する。それが仕事だ。
 

 もう少し、身近な例で説明しよう。
 例えば貴方は自転車屋になりたい、という夢を持っているとしよう。
 しかし、単に自転車屋になりたいというだけでは、それはビジョンのない、他の人にとって何も興味のない夢だ。先進的でも独創的でもない。
 世界一軽量で、どこでも見たことのないイケてるデザインの自転車を扱う店を作りたい。
 その自転車のデザインは具体的にはこうで、ここに注文すれば生産が可能で、ユーザー層から見て、店の場所はここでと、とことん細部まで映像化する。それが火つけ役、ビジョナリーに求められる夢の形であり、その将来の映像に多くの人が魅了され、同じ夢を見るようになる。


 貴方たちの中にも、火つけ役、ビジョナリーになれる人間は居るはずだ。
 しかし今、貴方が夢を語ることもせず、人を魅了することもできないのは、夢を幾度となくつぶされてしまった過去があるからかもしれない。
 間違ったコミュニティーでは、ビジョンを持った瞬間に、火を消して回る人間に、ことごとくつぶされる。いつの間にか、否定されるのが怖くなり、夢を描かなくなる。そして諦めてしまっている。


 もう一度、夢を思い出そう。
 これが商売になって、億万長者になれるんだったら最高だ!これが一番いい。そう思えた瞬間にビジョンは次々に湧いてきて、気持ちが盛り上がる。別に不可能なことじゃない、と思えた瞬間に、貴方は火つけ役、ビジョナリーになれるかもしれない。

▼この書籍について

能ある社畜 独立前夜の企て

連載期間
2018/02/11
ジャンル
啓発